クラウドキッチンで次世代のレストランフランチャイズを作る台湾のJustKitchen
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新型コロナウィルスで、デリバリー利用が増える中、それを効率的にネットワーク的に提供できないかという試みが始まっているようです。
効率良く、料理のメインの部分を作るセントラルキッチンと、それらをユーザーの手元に届けるラストワンマイルを担当するスポークと呼ばれる小さな仕上げようキッチンをサテライト的に配置して、効率化を図ろうというものです。
デリバリーは儲けが多く取れないので小規模で始めるとビジネスとして失敗する可能性が高くなるでしょう。一方で、セントラルキッチンが、ピザやお寿司だけでなく、中華料理も、イタリアンも、和食も、ラーメンも、なんでもできるようになっててくると、複合商業施設にあるフードコートのような機能が、一つのキッチンネットワークで全部できるようなるかもしれず、スケールメリットで儲けがとれるようになるだろう、というような発想だと思います。
北海道では、セイコーマートというコンビニの場合、バックヤードにキッチンがあって、お弁当とか、唐揚げとか、調理して売っていますし、ガソリンスタンドと併設されている場合もあって、多機能化しています。これまではそういう末端の多機能化という方向性も一方でありました。
多機能化は個々のサービスの質を同時に保つためのバランスが難しい。なので食で横串を指すところに活路を見出すアイデアはとても魅力的に感じます。
キッチンの分散ネットワーク化はもしかしたら上手くいく可能性もあるし、その方法論は他の製品サービス、例えば、自動車の補修部品や医療用物資の提供などにも広がっていく可能性があると思います。