社会を変えうる「スマートコントラクト」の可能性 ポストコロナのIT・未来予想図(第19回)
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注目のコメント
ブロックチェーンを使ったスマートコントラクトの利点や問題点が分かり易くまとめてあります。法整備などの必要性はもちろん理解できますが、全てに対応できる法律ができる頃にはもう次のテクノロジーが出てきたりするのでは?
スマートコントラクトは応用範囲が広いため、イメージが漠然としがちですが、その一つとしてプログラマブルマネーがあります。文字通り「プログラム可能なお金」であり通常の支払い送金の他、例えば
・ある特定のアドレスに送ると投資として扱われ、一定期間ロックされて金利を得られる(=DeFi)
・ある特定のアドレスに送金すると寄付として扱われてブロックチェーン上に証書が発行されて改ざん不能な証明になる(=NFT)
等、処理を第三者の介入無しで自動化する事で管理コストが下がったり、IoT時代のM2M(機械同士)取引に特に有効です。
また通常のデジタル化と比較してこれらプログラムはブラックボックス化されずにブロックチェーン上でオープンになっている事で、外部から監査可能というメリットもあります。
ちなみに、ブロックチェーンの仕組みをお金に応用してビットコインが生まれたわけでは無く、P2Pな電子マネーシステム(ビットコイン)を生み出すためにブロックチェーンが発明されました。
> 類似のチェーンをデジタル技術で実現できるブロックチェーンの応用として、まず「お金」を考え付いたのは自然といえます。ブロックチェーンと密接に関係するスマートコントラクトだが、どうしてもメリットが理解しきれない。
普通に工程をデジタル化するのと比べて何がよりメリットがあるのだろう、、、