トランプ政権の移民規制、バイデン氏が就任初日に撤廃に着手
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バイデン大統領、就任初日!
移民政策や環境政策にも大きな変化が起こるとされる。
以下、特に移民政策をピックアップ。
①イスラム圏やアフリカなど13カ国からの入国制限の即時撤廃
②米国に居住する多数の不法移民に市民権獲得への道を開く法案を議会に送付
③メキシコ国境沿いの壁建設の停止
④選挙区再編時に不法移民を人口に数えないようにするトランプ大統領令の撤回
⑤幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」の強制送還を猶予する「DACA」プログラムの有効性を確保するよう指示する覚書に署名
⑥米国内に居住している不法移民の取り締まり強化を求めたトランプ大統領令も撤回
⑦国土安全保障省は一部の強制送還について100日の猶予を与える覚書を発表
⑧メキシコ国境を越えて米国に不法入国し保護申請した移民を審査の間メキシコ側で待機させる制度(Migrant Protection Protocols)について、新規受け付けを停止すると発表
⑨米国の難民保護を復活させ、難民審査手続きを強化し、トランプ氏の国境政策によって引き離された家族を再び一緒にするための対策本部を立ち上げる予定
⑩米国に居住する推定1100万人の不法移民の多数が8年かけて市民権を取得する道筋を描く
11. 自然災害および内戦などから逃れてきた特定国の移民向けの「一時保護資格(TPS)」やDACAの対象者、一部の農場労働者に対しては合法的な資格を得るまでの期間をより短化
とても具体的なのが印象的。
もちろん移民政策だけでなく、大統領が変わるとここまで政策が大きく変わるアメリカと、政権交代でドラスティックな変化は起こりにくい日本。
どの分野にも完璧な政策なんてないけれど、この変化に国民がどんなふうに反応し、何が変わってゆくのか注目したいですね。