[マドリード 20日 ロイター] - スペインの首都マドリード中心部で20日、カトリック教会が保有する建物が爆発し、少なくとも3人が死亡、11人が負傷した。救急当局はガス漏れが原因との検証結果を示したが、ガス漏れ発生の要因についてはまだ分かっていないとした。

爆発が起きた建物は、マドリード中心部から周辺部に伸びるトレド通り沿いにあり、地元住民によると、カトリック神父の宿舎として使われ、生活困窮者に対する食事の提供も行われていた。爆発で上層5階の外壁が吹き飛んで完全に倒壊したが、下の2階はほとんど損傷を受けなかった。

負傷者11人のうち4人は病院に搬送され、1人は重体。

ブルガリア外務省によると、死者にはブルガリア国籍の1人が含まれている。

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