[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)のシモンズ委員長は19日、他の幹部職員と共に29日付で辞任する意向を示した。

辞任の理由は明らかにしなかったが、新政権に移行する際、FTCの委員長は辞任するのが一般的となっている。

FTCを構成している5人の委員うち、民主党のロヒト・チョプラ委員は消費者金融保護局(CFPB)の局長に指名されている。

残る委員は民主党のレベッカ・スローター氏と、いずれも共和党のノア・フィリップス、クリスティーン・ウィルソン両氏。

シモンズ委員長と共に辞任するのは、オールデン・アボット法律顧問やイアン・コナー競争局長、アンドリュー・スミス消費者保護局長らの幹部職員。