[19日 ロイター] - パソコン周辺機器メーカー、ロジテック・インタ―ナショナルは19日、2021年度(21年3月まで)の業績見通しを上方修正した。併せて発表した第3・四半期(10─12月)決算は、在宅勤務やゲームに関連した機器の需要が好調となる中、調整後の営業利益が約3倍に増加した。

通期の売上高(通貨変動を除く)は57─60%増、調整後の営業利益は10億5000万ドルと予想。従来見通しは売上高が35─40%増、調整後の営業利益が7億─7億2500万ドルだった。21年度の業績見通し引き上げは3回目。

在宅勤務が広がる中、ビデオ会議用機器などの需要が大きく伸びたほか、映画館や娯楽施設の閉鎖でゲーム機の販売も好調となっている。

第3・四半期の売上高は85%増の16億7000万ドル。諸項目を除いた純利益は1株当たり2.45ドルで、前年同期の0.84から増加した。