[ストックホルム 18日 ロイター] - スウェーデン中央銀行のヤンソン副総裁は18日、記者団に対し、同中銀は必要な場合には、大きな経済的問題を生じさせることなく、政策金利をマイナス1.0%まで引き下げることが可能との考えを示した。

同中銀は2015年にマイナス金利を導入、16年に過去最低のマイナス0.5%まで引き下げた後、19年に解除した。

ヤンソン副総裁は、スウェーデン中銀のマイナス金利政策に触れ、「マイナス0.5%への利下げが突如大きな問題となるほどの変化は見られない」と発言。

「米国で提案されているマイナス3%─マイナス5%のような大幅なマイナス金利の導入には私は極めて懐疑的だが、マイナス1%なら可能かもしれない」と述べた。