経済失策で内閣大幅入れ替え、北最高人民会議
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憲法改正が伝えられていない。つまり先週の労働党大会で金正恩労働党委員長は「労働党委員長」の肩書から「総書記」の肩書に変わった。17日の最高人民会議で、国務委員会はそのまま存続して、国家元首としての「金正恩国務委員長」の肩書はそのままということにしたということになる。北朝鮮の憲法に次のようにある。
第100条 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長は,朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者である。
第101条 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長の任期は,最高人民会議の任期と同様とする。
北朝鮮の国家主席のポストは、1972年の社会主義憲法が制定されたときに新設されて金日成首相が国家主席のポストについた。国家主席は憲法で定めたポストであって、労働党大会で定めるものではない。最高人民会議で憲法改正をして、100条、101条が改正されたのかどうかで、空席になっている国家主席のポストがどのようになったのかがわかる。