非侵襲な血糖値測定ウェアラブル、日本のスタートアップが開発中。CES 2021に出展
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テープタイプの針付きセンサーを長時間貼り、
随時測定器本体へデータを飛ばすと言う機器は
既に市販化され使われています。
非穿刺型の血糖測定センサーが
スマートウォッチに組み込まれると言うのは
5年くらい前からMLM業界やスタートアップが
「実現間近」と主張しながら実現していないのが現状。
このQuantum Operation社のプロトタイプも
同社が「計測値と実測値に誤差があり実用に耐えない」
と言うことを認めている様で、
これまで消えていっている他社と違い
医療機器認定を受けられるレベルまで
完成度を高められるかが問題です。
糖尿病患者や糖尿病予備群の方以外にも、
健康意識の高い方の生活習慣改善にも
実現すると役立ちそうな感じがしますし、
欲を言えば「ケトン体」も測定できれば
更に興味深いと思います。Quantum Operation社が非侵襲で血糖値を計測できるウェラブルデバイスを出展する。
"既存の穿刺による血糖値モニターによる測定値を比較したところ、まだ明らかに数値差がある状態"であり、実用化への多くの課題を抱えていそうだ。
ウォッチタイプとなると、体動や計測・環境条件で容易に数値が変動してしまうことが考えられるが、記事の表での血糖値の既存の方法との差や、同デバイスでのばらつきが気になる。もし、独自のスペクトラム安定化技術やノイズ除去技術が確立されているのだとしたら、血糖値を算出する過程に問題があるのかもしれない。
いずれにしても、面白そうなデバイスである。