[東京 13日 ロイター] - 京阪神ビルディングは13日、国内のアクティビスト、ストラテジックキャピタルによる敵対的TOB(株式公開買い付け)について、応募株式総数が買い付け予定数の下限に達しなかったと発表した。

ストラテジックキャピタルは昨年11月、京阪神ビルディングを1株1900円でTOBすると発表。買い付け予定数の下限は1020万6100株だった。京阪神ビルは、TOBが中長期的な企業価値の向上や株主の共同の利益に資するか疑問だとして反対の意見表明を決議していた。