[ワシントン 12日 ロイター] - 米下院は12日、合衆国憲法修正25条を発動してペンス副大統領にトランプ大統領の罷免を求める決議案を223対205の賛成多数で可決した。

ペンス氏はこれより先、修正25条を発動してトランプ氏を罷免することに反対する考えを表明していた。

修正25条の発動には、ペンス氏と過半数の閣僚がトランプ氏を職務遂行不可能とみなす必要がある。

下院は13日にも、トランプ氏が支持者を扇動して議会議事堂に乱入させたとして、弾劾訴追決議案の採決を行う方針。

党内でのトランプ氏の求心力は低下しており、少なくとも4人の共和党議員が弾劾に賛成票を投じる考えを示した。

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