WeChat、新機能「モビリティサービス」をリリース スーパーアプリの重要な柱に
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Wechatが目指す「生活総合プラットフォーム」はとてつもないポテンシャルを持っていると思う。おそらく朝起きてから夜寝るまで、お金が絡む生活全般がWechat上で完結してしまうレベルまでサービス拡充を続けるだろう。現時点ではアリペイの方がカバーサービスが多い印象だが、Wechatが追いつくのも時間の問題点だ。
特筆すべきはアリペイにはないSNS。個人で友だちや知り合い相手に商品を紹介したり代理購入したりと、口コミ重視と商売上手な国民性も相まって、最強の相乗効果を生み出している。もちろんWechatにはないネットモールはアリペイの強みなので、お互いの強みをどこまで消費に繋げられるかの戦いだろう。
日本では個人的に同じSNS派生型路線LINEペイにかなりチャンスがあると見る。個人間でお金を送り合うのはまだ若者だけだが、その文化もゆっくり浸透するだろうし、そういう意味では元々アドレス帳があるLINEが有利だろう。ただ、国民性の違いも大きいので日本のバーコード決済がどこまで生活プラットフォームになれるのかは未知数な部分が大きい。
いずれにせよ個人消費に絡むお金の流れを全て支配しようとするWechat Payの野望、そしてアリペイとの一騎討ちの行方から目が離せない。WeChat(微信)が中国全土150以上の主要都市向けに新機能「出行服務(モビリティサービス)」をリリースした。ワンストップで車のメンテナンス、公共交通の情報案内、タクシーの配車などのサービスを提供します。