デルのCTOが語った、5G、エッジ、半導体、量子コンピューターの展望
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5G、半導体、量子コンピューターは多くのメディアでも取り上げられているが、IoTやAIを現場に導入するうえでは特に「エッジ」に注目している。エッジとは装置側で収集したデータをネットワークへ送り出すポイントのことだ。
今は送り出す装置や受け取るネットワークごとに異なるエッジを繋ぎ合わせてデータを収集しているので大規模な解析は難しい。それらがエッジプラットフォームとして標準化され、装置とネットワークをハブで簡単に接続できるようになればデータの収集や性能や遅延、セキュリティなどへの対策も容易になる。
5Gや量子コンピューターなど大物が注目されがちだが、エッジ・プラットフォームの覇権競争はこれから。エッジが果たす繋ぎの妙こそ、現場をよく知る日本企業にとって強みを活かせる分野ではないか。装置では競争してもエッジでは協創が不可欠だ。