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下院で通っても、現時点では上院の三分の二は難しいのですが、20日を超えても弾劾裁判が可能かどうかが争点。時間をかけて共和党側から切り崩しができるかどうか。就任式までに再び暴徒の動きが激しくなるかどうかも影響。20日以降が可能とみられた場合、「再選阻止」がポイント。その際の焦点となるのが共和党支持者のトランプ氏への支持動向がどう変わっていくのか。共和党議員にとっては、トランプ氏を裏切っても「痛くない」のか、あるいは「むしろ、選挙には得」となるのかどうか。まだ動いていきます。
20日以降の審議(弾劾裁判審理)についての法的な議論は下記参照。
https://www.nbcnews.com/politics/donald-trump/can-trump-be-tried-senate-impeachment-charges-even-after-he-n1253544実質的な意味はほとんどないが、歴史上はじめて二度の弾劾を受けた大統領であり、議会は議事堂占拠事件の責任はトランプにあるということを示した、ということを明らかにするための象徴的な行為。政治とは象徴を奪い合うゲーム。
トランプ大統領の弾劾をめぐる動きは、バイデン氏の大統領就任後の100日を含め、今後数か月間にわたって米国に大きな影響を及ぼすことになるだろう。