[ウェリントン 10日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は10日、中銀が機密情報の共有・保存に使用している第三者のファイル共有サービスに不正なアクセスがあり、早急に対応していると発表した。

オア総裁は不正アクセスは制御されたとした上で、全体的な影響を把握するには時間がかかると説明。

声明で「アクセスされた恐れのある情報の詳細はまだ明らかではないが、一部の商業的および個人的な機密情報が含まれている可能性がある」と述べた。

ニュージーランドでは昨年8月、証券取引所がサイバー攻撃を受けた。この攻撃について調査したサイバーセキュリティー会社InPhySecによると、攻撃の量や巧妙さ、持続性といった点で同国では前例のない規模だった。