米議会占拠で閣僚初の辞任 トランプ氏の責任論強まる
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米運輸長官が辞任。こうなってくると「沈みゆくドロ船から人々が脱出」という表現ではしっくりこない。昨日の米議会占拠事件のてんまつ、トランプ支持の上院議員やトランプ政権閣僚の反応を見ると、「爆発しつつある建物の窓から、玄関から人々が緊急脱出し始めた」という表現のほうが良いかも。いまCNNテレビの生放送でパウエル元国務長官が「ロシアのことを皆が笑ってきたが、ロシアの人々は米議会占拠事件を見て笑っているでしょうね。ロシア議会ではこんなことは起きなかったのだから」と話していた。カリフォルニアの政治家は「なぜ、当局はソーシャルメディアを追跡して暴徒が議会に向かっていることを察知していなかったのか。なぜ暴徒の侵入を阻止するために障害物を置かなかったのか」と語っていた。
このような事態になっても良識のバネが働くのがアメリカだった。Education secretaryのDeVosもやめました。しかし彼女はこれまでなーんにも発言してこなかった人で、おかげでトランプ政権発足時から首を切られていない数少ない閣僚でした。「火の粉を被りたくない」がこの人の基本的な姿勢なんでしょう。お疲れ様です。