在庫管理にもDXの波。利益率を高める品揃えと適正在庫を両立させる為に、ECや小売りはどのようにデータを活用すべきか
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D2C系のサービスの場合、在庫管理やSCMコスト削減による利益率創出よりも、まずは売価設定による粗利率確保とマーケコストの効率化の方が圧倒的にボトムラインに出るインパクトが大きいですが、ECの商売の規模が大きくなってくるとSCM側も重要になってきますね。
あとは、タイムリーに納品できることや欠品がないことの顧客体験的なプラスが大きいので、その視点でも在庫管理などは一定程度大きくなったECプレーヤーにとっては重要な要素になります。需要サイドのデータ分析として、メディアやSNSの「バズり」サーチも益々重要になると思います。
批評やクレーム対策でWebクローリングする企業は多くとも、欠品やセールに備えて人気番組やインフルエンサーの発信情報をリアルタイムにキャッチして対策している組織はそう多くないと思い、Web上のトレンドキャッチを如何にECサイト上で抑えるかが利益に大きく貢献するはずです。
一方、先日の資生堂の事件にもあった通り、大手になるほど各チャネル間の販売戦略やブランディグの整合に気を配る必要があり、年間の販売額や戦略商品などカテゴリごとの意思決定の基準を作っておくなど、機動的な販売体制が求められますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a33e11a50e364030c8a10276e19e20dbccceea1ECだけでなく実店舗も含めた店舗毎の在庫配分や価格設定についてデータ分析をもとに、適正在庫を理解し、適正販売価格を把握することで、まだまだ利益率を改善する余地が残っています。在庫管理にもしっかりDXの考え方を適用し、時代の波に乗っていく必要がありそうです。