「原発事故、起こるべくして起きた」東電元エースの告白
朝日新聞デジタル
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そもそも、被爆国である日本が、「原子力の安全利用」という言質のもと、あたかも安価でクリーンなエネルギーを標榜して、原発を動かしてきた。
ここに利権が所在し、多額のお金に群がった同床異夢の鵺(ぬえ)のような存在と、その土壌となった経済価値至上の戦後日本の国家のあり方が、原発事故の真因だと思う。
原発事故が、国の責任なのか、東電の責任なのか、わからないようなおさめかたをされているのも、こんなところに原因が、あるように思う。《未曽有の原発事故から3月で10年になります。東電の関係者への取材などをもとに、当時の状況を振り返り、事故処理を担う東電の現状や抱える問題を6回シリーズで考えます》
初回は幹部候補の一人と目されていた50代の男性の告白。大津智義記者の取材です。東電以外の多くの日本企業に当てはまる核心を突いた記事
>細かい不具合をゼロにすることばかりに集中し、大きな視点で安全を考える余裕がなくなっていました。不具合がゼロであれば、大きいリスクなんてあるはずがないと。それで、津波という最も肝心なリスクに向き合えなかった