箱根駅伝の名物監督、王座返り咲き 駒大一筋「男だろ！」―大八木弘明さん：時事ドットコム

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• Takahashi Hiro

  建設業#金子さんファンクラブ

  ・2021年01月04日

  成功経験を捨て去り、区間戦略を見直したのも大八木監督のすごいところ。
  
  駒澤大学は逆転の駒澤と呼ばれるくらい、平成の前半から中盤にかけては復路重視オーダーで勝ってきた。これは、当時は駒澤の力が抜けていて、復路に主力を残しても往路である程度の位置(2位くらい)は確保できていたからである。
  
  だが近年はどの大学もリクルートに力をいれレベル差が小さくなったことで、復路重視オーダーだと往路の差を詰められない、というか往路で後ろ過ぎて流れが変えられないという悪循環だった。それがこの15年くらい。とくに山の神というジョーカーが出てきからはそれが顕著になった。
  
  いままでの大八木監督なら例えば田澤選手は復路8区辺りで使うのがセオリーだっただろうけど、今年は2区。復路重視の成功を捨て去ったその勇気はすごいと感じます。