「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
東洋経済オンライン
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社会にとっての便益性と収入とが反比例することは「ふつう」すぎて、矛盾に感じる人は皆無だろう。学校の教頭先生と法律事務所の重役先生とが同じ給料を受け取ったのなら、むしろ「変」なことに思うだろう。
賃金と有用性のあいだに負の関係性が存在すること自体、昔から指摘されていることではあるが、英米の最近の研究を参照するこの本は具体的で面白い。
首を傾げるところがある。研究者とエンジニアは社会への貢献度が高いのに対して、銀行家・税理士・弁護士は働くことで社会から価値を差し引くとしている。しかし前者が価値を産み出す前提には、後者の存在が欠かせない。学校法人へ資金を融通する銀行も、法規への遵守を支える法律事務所もその価値に寄与するし、エンジニアとて、税理士にお世話になることもあろう。システムとして報酬と有用性がどう連動して「矛盾」を作り出しているかという視点もほしい。
「根深い理由」と見出しにあるが、記事では明かされていない。看護と介護の処遇改善が必要ですね。需要は増えてますが診療報酬、介護報酬の改善はなく給料は据え置かれてます。
ポン○ツの医師を雇うより一人でも多くの看護師を雇って欲しいとコロナ禍でより強く思うようになりました。人の為に働く以外の仕事なんてあるの?その仕事が直接的に誰かに報いるか、間接的にであるかの差であって、銀行家だって、看護師だって、同じ様に誰かの為に仕事している。風が吹けば桶屋が儲かるの世界。どんな仕事にもきっと意味があるよ。