東京など1都3県、政府に緊急事態宣言を要請へ
日本経済新聞
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きょう午後が、まず山場です。今夕あたりに菅総理がどういった方向性を打ち出すか。東京都に接する神奈川、埼玉、千葉にも波及する可能性がありますが、三県については自治体個々でやや考え方の違いがあるようです。ただ、宣言はアナウンス効果の意味合いが大きく、これを行動に移せるかは国民個々の判断や動きにかかっています。
【追記】
午後に東京都小池知事、埼玉県大野知事が西村大臣と会談の方向。この場で両知事から緊急事態宣言発出について、政府に要請することが検討されています。【よく考えて欲しい】
通常の医療がすでに受けられない状況にあります。
極端なお話‥盲腸になっても近くの病院では治療を受けられず、病院が見つかるまで待たされるとか、果ての地まで搬送されるとか。
抗がん剤で治療のための入院が必要でも、病床が空いていないとか。
熱が出て、苦しくても病院で受けられない可能性も徐々に高くなってきています。
そのくらい‥緊急事態‥なのです。改めての緊急事態宣言が現実味を帯びてきました。
とはいえ緊急事態宣言は手段でしかありません。大事なのは目的。たとえば日々の感染確認者数が何人くらいに抑えられれば成功と考えるのか。そのために、どのくらいの規模・範囲で行うかです。
批判はあったにせよ、前回の宣言時期には「接触機会の8割減」という明確な目標がありました。
現状は、感染対策について意識を持って行う層と、それを意識の外に置いてしまった層の乖離が大きくなっていると感じます。後者の人たちにどう行動変容してもらうのか。難しいかじ取りですね。