国と地方は責任の擦り付け合いを続け、指導力を発揮する主体と責任を負担する主体の棲み分けが曖昧で、国民に漠然とした不安感が漂う中で、唐突に浮上した私権の制限を含む特措法の「厳罰化」に向けた議論には気味の悪さを感じる。この「厳罰化」の矛先は私たちに向くわけで、私たちの自由や人権に踏み込むことを「指導力」だと思うことは壮大な勘違いだと言いたい。
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