2020/12/31

カリスマ投資系YouTuber直伝「お金持ち思考」の教科書

NewsPicks編集部
NewsPicks編集部
この1週間、【「変わりゆく世界」での必読書】と題したブックガイド特集を掲載する。

この連載は、ビジネス、報道、国際政治、マネーなど各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルに、これからの時代に必要な「視点」を身に付けるための「必読書」を紹介してもらうというものだ。

ぜひこの年末年始、じっくり腰を据えて読書に取り組み、見識と感性に磨きをかけてほしい。
2020年、最も注目を集めた投資家の1人である高橋ダン氏。
ウォール街出身のプロ投資家として、1月に自身のYouTubeチャンネルを開設すると、わずか3カ月で登録者数は10万を突破（12月現在の登録者数は33.4万人）。
日本語版と英語版を合わせて1日4本以上の解説動画をアップするエネルギッシュぶりや、コロナ暴落を早期に予見したり、ウォーレン・バフェットの逆張りで航空株の大幅上昇を的中させるなど、その相場観の確かさで、いまや「カリスマ投資系YouTuber」の名前をほしいままにしている。
新型コロナで経済が冷え込む一方で、世界的な株高を記録した2020年。先が読めない時代の「お金と人生」を考えるための5冊を、ダン氏に挙げてもらった。
高橋ダン（たかはし・だん）
東京生まれ、日本国籍。10歳までの多くを日本で過ごす。その後アメリカに移り、12歳で投資を始める。コーネル大学を卒業後、19歳でインターンとしてウォール街に入り、後にフルタイムで投資銀行業務、取引に従事。26歳でヘッジファンド会社を共同設立し、30歳で自身の株を売却。その後シンガポールに移住。これまで約60カ国を旅し、2019年秋に東京に帰国。2020年1月にYouTubeでの動画投稿を本格始動し、話題となる。著書に『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』（かんき出版）、『僕がウォール街で学んだ勝利の投資術』（KADOKAWA）、『高橋ダンの世界新発見！』（扶桑社）。