[東京 25日 ロイター] - ゼビオホールディングスは25日、サッカーJリーグの東京ヴェルディ(東京都稲城市)の経営を積極的に支援し、連結子会社化すると発表した。ヴェルディの財政状態を反映した会計処理に伴い発生するのれんを一括償却することなどで、7億5000万円を特別損失として計上する見込みという。

ゼビオHDの2021年3月期連結業績予想は、これまで7億7300万円を見込んでいた当期純利益を1億4900万円に見直した。配当予想に変更はないという。

東京ヴェルディは一部で経営難が指摘されていた。25日に臨時取締役会を開き、羽生英之社長が辞任した。

(内田慎一)