[東京 25日 ロイター] - シャープは25日、連結子会社で不適切会計が判明したと発表した。シャープの連結売上高に対する影響は現時点で100億円未満と見込んでいる。

不適切会計が見つかったのは、マイクロレンズユニットの設計と製造を手掛けるカンタツ(東京都品川区)。シャープの監査により、製品の出荷なく売り上げを計上していることが判明した。シャープは同社株53.25%を保有する。

シャープは弁護士や会計士を含む調査委員会を同日付で設置。業績への影響は、調査完了次第開示するとしている。