[東京 25日 ロイター] - 米ヘッジファンドのファラロン・キャピタルは25日、東芝に対して臨時株主総会の招集を請求したと発表した。

ファラロンは、東芝が小規模M&Aなどにより成長を目指すとした従来の戦略を変更し、成長投資の方針に関する説明を行わないまま1兆円規模のM&Aを公表したなどと説明。成長戦略を変更するのであれば、取締役会で十分に検討し、株主総会で意思を確認することが適切としている。ファラロンは2017年から東芝の大株主。

これに対し東芝は「ファラロンが臨時総会の招集請求をしたという発表は承知している。正式に受領すれば適時開示する」とコメントしている。

*内容を追加しました。

(山崎牧子)