[東京 23日 ロイター] - イオンは23日、21年2月期の連結業績予想を上方修正した。営業収益は8兆5000億円(従来予想は8兆円─8兆4000億円)、営業利益は1200億円─1500億円(従来500億円─1000億円)となる見込み。

新型コロナウイルス感染症の影響は続いているものの、6、7月ごろから個人消費や景気に持ち直しの動きがあり、衛生ニーズや接触機会削減ニーズ、イエナカ需要の取り込みなどで、業績が当初想定より前倒しで回復しているという。

当期利益の見通しは感染症の状況次第で変動する可能性があり、合理的な見積もりが困難として引き続き未定とした。

これらの見通しは再び緊急事態宣言が発令されることは前提としていない。