ロレアルが日本のドクターズブランド「タカミ」を買収 スキンピールが人気
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注目のコメント
特徴の強い日本のコスメブランドのバイアウトが続いています。ここには2つポイントがあり、一つ目はアメリカやヨーロッパでは実現できない、もしくは実現しづらいコンセプトのプロダクト作り。もう一つはまだグローバル市場でそこまで認知されていないという特徴があります。
ロレアルやジョンソン&ジョンソンからすれば、化粧品市場が急速に拡大している中、よりマニアックなブランドを世界に知らせる、もしくはバズらせることを望んでいるのかもしれません。しかし、一つ心配なのは、グローバル企業が出掛けることによってマニアックだったプロダクト作りが薄まることです。そうなると既存のファンも離れてしまいますからね。記事によるとタカミの売上は68億円だそうで、今年4月にルイヴィトン系のCVCが買収したエトヴォスの売上もメディアによると数十億円なようで、グローバルブランドが日本の小さいドメスティックブランドを買収する事例が続きました。ジョンソン&ジョンソンは、買収した売上数百億円のドクターシーラボを上手く成長させられていないようで、成長余地のある個性的な小さなブランドを買収してグローバルに成長させる、という流れが続くのでしょうか?
ハンナさんのコメントに共感!
エッジの効いた中小規模の化粧品ブランドがグローバルメジャーに買収されることによってリーチが広がるメリットと引き換えにどこでも買えてしまう普通のブランドになってしまうデメリットもありますよね。
私の大好きな栄養源であるクラフトビールの世界も同じ。
個性を大切にするミレニアル&Z世代がこだわってファンになっているクラフトビールがメジャーの傘下に入ることによって、どこでも買えたり個性が薄まり普通のブランドになると途端に興味を失ってしまいます。
私も自分が好きなクラフトビールには、いつまでも地場のビールであり続けてほしいと願っています。ま、大きなお世話ですが。