[東京 22日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が22日発表した11月のSC既存店売上高は前年比11.3%減となった。

GoToイベントやプレミアム付商品券などの消費喚起策に後押しされ、マイナス幅は消費増税の影響を受けた10月を除き、緊急事態宣言解除後の6月以降では最小となった。

ただ、中旬になると季節はずれの温かい日があったことなどから秋冬物の商材が伸びず、さらに下旬からは新型コロナウイルス感染症が拡大して来客が減少し、売り上げは伸び悩んだ。

地域別では、感染拡大が早かった北海道で33.7%減と、6月以降で最大の落ち込みとなった。