[東京 17日 ロイター] - 国内のアクティビスト(物言う株主)、ストラテジックキャピタルは17日、京阪神ビルディングに対して行っている公開買い付け(TOB)について、買い付け期間を1月12日まで延長すると明らかにした。

ストラテジックキャピタルは11月4日、京阪神ビルディングを1株1900円でTOBすると発表しており、12月17日が買い付けの期限だった。これに対し京阪神は、TOBが同社の中長期的な企業価値の向上や株主の共同の利益に資するか疑問だとして反対意見を表明し、株主にも買い付けに応募しないよう呼び掛けていた。