東京ドーム社長解任を否決 株主総会、ファンド提案
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既にオアシス保有株の三井不動産による買い取りも決まっているし、ファンド側が提案にこだわる理由も無い。既存株主もTOBでそれなりに潤ったとすれば何もいうことはない。ただ、この会社の株式が10年間殆ど上がっていないことはちょっと気にしておきたいような。
既定路線なのでサプライズはありません。
今年はDCMが島忠の子会社化を両社で合意していたにもかかわらず、ニトリによる島忠の横取りが成立したことにより経営陣のレブロン基準を見物でき、日本の資本市場にとってエポックメイキングな年になりました。
そんな事情もあり、本件も社長と金融機関出身の2名の社外取締役が解任されるのかに注目が集まりましたが、三井不動産が「漁夫の利」を得る形で平和裏に決着しました。
いまは日本の資本市場にこのような緊張が走るのは良いことだと思っています。1人じゃドームの再開発もできないわけで、いつか終わりが来るまで現状維持するだけで企業価値も上がらない。こういう上場目的の曖昧な企業はどんどん再編で飲み込まれていくだろう。親子上場も難しいので大株主として迎え入れるという現状維持手法も使えなくなってきたし。