「一貫性のある人生を歩まないといけない」って、実は幻想なんです──文化人類学者に聞く「対話と学び続ける姿勢」の大切さ
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注目のコメント
>「学問には『対話』が欠かせない」
対話は問いが発せられるので、知識の輪郭が明らかになり、知識を再構成する機会にもなります。
ジャレド・ダイアモンドの著作が有名ですが、文化人類学が見出す知見はまさに、学者が文化と文化の対話を実践することによって生み出されています。
同じことはビジネスや個人の学びでも通用するので、松村先生が指摘するように、学びや経験を閉じないことが大切だと考えます。その意味では、一貫性にはこだわらずに世界を開いておくことも重要ですね。最後に書いてあった、「対話がない組織は、課題の本質を埋もれさせてしまう…。」これに尽きるでしょう。
仕事がスマートに進まない組織は圧倒的に対話が足りない、というか「ない」。
「わかってるよね」とか「打診もしないで勝手に決めるとか」イベントを起こすときって必ず対話が必要なのにそれを省いてコトを進めると、やりたい人だけの自己満足で終わるんですよね。で、大体このやりたい人だけの人が現場を荒らす。これに巻き込まれるのは本当に迷惑でしかないと感じた1年でした。採用面接をする時の注意として過度に一貫性を意識しないというのをアドバイスで貰った事があります。
過去自分のやった事を振り返ると必ずしも全てに一貫性がある訳ではなく、時代に合わせてその時々で最善を尽くしているケースも多いので、一貫性はあくまで後付けの場合もあり、過度に意識しすぎるのも良くないなと思います。