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ピート市長は、インフラが貧弱な田舎町の視点で米国のインフラ政策を訴えているので、運輸長官というポストは面白いと思いました。トランプが公約したのに結局やらなかったインフラ投資政策が、今度こそ進行してほしいと思います。

本来は組合や労働者の味方だったはずの民主党がインテリ・リベラルに行ってしまったことで、前回大統領選で過疎地やラストベルトが離反した流れがあるので、バイデン民主党が「田舎町の味方」の立場を取り戻そうという努力の一つとも見られます。

ピート市長の容赦ない発言は面白いので、これからもメディアによく出てくるのではないかと期待しています。

<追記>
ベイエリア住人にとっては、運輸長官といえばノーマン・ミネタ氏をすぐ思い出します。9/11の時に全米の飛行機を一気に止める大仕事をした方で、元は地元サンノゼの市長、名前でわかるように日系アメリカ人で、サンノゼ空港は彼の名を冠しています。現在の運輸長官も、即位の大礼に出席した台湾系のエレン・チャオ氏。「マイノリティ」が入りやすいポジションなのかもしれません。
おや、中国大使になるとみられていたが、運輸長官なのか。ブティジェッジの経験から見ると運輸関係の仕事はあまり関係ないというか、向いている仕事とは思いにくいが2024年をにらんで政権に取り込んでおこうという発想なのかな。
露出が少ない役職ですが、インフラ投資がもし進めば役割が大きくなるのかもしれません。
国連大使、中国大使という話も上がっていたブティジェッジは運輸長官に。重要閣僚かというと微妙なところではあるものの、大きなステップアップです。

ブティジェッジは立ち回りが上手だなあと思います。
予備選でも最初は小さな田舎町の市長さんという全くの無名でしたが、2月に初戦のアイオワ州で勝ったことで知名度が爆上がりしました。
当時ワシントンでは、上院でトランプ弾劾裁判が行われていて、サンダースやウォーレンといった有力候補がそちらに縛られている間に資金をほぼオールインして、草の根で勝利した形です。非常に戦略的。

ここで一気に有名になったものの、その後は資金的にも苦しくなり予備選勝利の見込みがないと見るや、山場のスーパーチューズデーを前に早々と撤退、バイデン支持を打ち出しました。
「トランプを倒すためにバイデンで結集しよう」という緩やかな流れを作った仕掛け人とも言えるかもしれません。
もちろんバイデンも最大限感謝を示していて、ブティジェッジをべた褒めしています。

さらに弁が立ち討論にも強いため、メディア露出も多くて11月の選挙まで存在感は高まる一方でした。
これからはワシントンで経験を積みつつ、大統領選のたびに動向が注目される存在になっていくんだろうなと思います。
運輸長官であることの後付けの理屈は何とでも付けられるが、それには意味なし。何でもいいから閣僚に取り込んでいるだけ。
中国大使説もあったが、本人は米国を離れるのは4年後の大統領選に得策でないと判断したとの説も。
日本とすれば、インフラ輸出として期待が大きい高速鉄道の進展が気になるところです。オバマ政権時にカリフォルニアとフロリダで計画があり、JR東海はボルチモアでリニアの運行を目指していました。バイデン政権となり、クリーンエネルギー政策が進むと、鉄道への関心が再燃するかもしれません。バイデン氏自身、上院議員時代はアムトラックでワシントンDCまで通勤していたこともあり、理解はありそうです。
運輸長官は、大統領継承順位13番くらい。目立たないけど、結構えらい。しかし、民主党の運輸長官はかなり大変だ。インフラ投資と環境問題は切り離せない。インフラ投資したくても、バイデン政権では環境規制も強化されるので、単純なインフラ投資はなかなか大変だろう。その調整をピート氏は担わねばならない。
【国際】これもまた民主党の次世代養成人事と考えて良さそう。閣僚経験→上院議員 or 知事→正副大統領候補というキャリアを積んでゆきそう。
予備選挙でバイデン氏に道を譲った候補たちのポストがどうなるか
とくに左派系の候補には注目です