[13日 ロイター] - 米交流サイト(SNS)運営会社レディットは13日、短編動画投稿アプリのダブスマッシュを買収すると発表した。中国系アプリ「TikTok(ティックトック)」の独占状態にある分野に進出する。

買収額などの条件は公表されていないが、レディットの広報担当は現金と株式による買収だと明らかにした。

TikTokの人気急拡大を受け、多くのSNS運営会社が短編動画投稿機能をサービスに追加しており、写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を展開するスナップは11月に「スポットライト」を、フェイスブックは先に「インスタグラム・リールズ」を導入している。

レディットはブログへの投稿で、同社SNSの利用者は既存の動画アップロードと投稿の機能に加え、ダブスマッシュの編集と短編動画作成ツールが使えるようになると説明した。

また、ダブスマッシュのプラットフォームとブランドは買収後も維持するとした。共同創業者を含む同社の全社員がレディットに移籍する。