【山口真由】「7回読み」独学術で頭に叩き込む
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いきなりですが、7回読みの方法についてはサラっと読むだけで良いと思います。
これは山口さんに合っている勉強法でしかないから。
①勉強法の見つけ方
②アウトプットが前提のインプット
③主領域と副領域
と大きく3つで構成されてる記事です。
①勉強法の見つけ方
認知特性の話だなと思いました。
外界からの情報の処理・表現のタイプは
「視覚優位者」「言語優位者」「聴覚優位者」の3つに分類され、人それぞれ認知の仕方が違うといいます。
山口さんはこれにおける「言語優位、映像化思考」なのかなと。
「医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)」本田真美 著
で自分がどのタイプの人間なのか知ることができます。
この本で自分の特性を知ってから学び方・伝え方のクセがわかり多くのことが楽になりました。
②アウトプットが前提のインプット
「アウトプットの場がないと人は勉強しない」
これは万人に言える気がします。それがテストだったり発表だったりと経験がある話でした。
インプットの仕方については人それぞれの部分かもしれません。山口さんの方法を一度試してみようと思います。
番組中で発言しないこと、発言し続けた人、のくだりは会議の場においても同じことが言われてますね。
③主領域と副領域
「今の領域で成功していて、やらなければいけないことはクリアできている人は」と言われてしまうと該当者が激減しそうですが、我々も関係あると捉えて「ピンとくるもの」だけでなく「今はピンとこないけど、何かありそうと思ったもの」も手を伸ばしてみましょうと理解しました。
藤原和博氏の言う「100人に1人の分野を3回掛ければ100万人に1人の人材になれる」を思い出しました。この分野たちはかけ離れてれば離れてるほど稀少価値が上がるといいます。
かけ離すには「ピンとこないもの」に拡げることが効きそうです。その昔、受験時によくやりました。「英文解釈教室」(伊藤和夫先生の名著)というハードカバーの分厚いテキストを理解しようとしたときには、10回以上読んだ覚えがあります。最初のうちはさっぱり意味が分からなくて、何度も挫けそうになりましたが、少し理解できるようになってくると、そこからは面白いように内容が頭に入ってきました。
世の中には、まるで写真に撮るように、読めばすぐに記憶できる人もいます。それに比べて、自分の不器用さが嫌になることもありましたが、おかげで根気強くなったのだとプラスに考えています。
やり方は人それぞれなので、このやり方が合わない人もいるでしょうが、私には合っていました。有名なチェスプレイヤーと一般人のチェスにおける記憶力を比較した実験では、実際の勝負の途中の図面を記憶する能力では圧倒的にチェスプレイヤーが優れていたそうですが、ランダムに配列されたチェスの駒を覚える際は一般人とプロで差異が無かったそうです。
この実験から言えることとして、ランダムな記憶に関しては個人差はあれどそれほど大きな差異は見受けられず、いかに塊(チャンク)としての情報を意味として処理して記憶するかというところに記憶力の妙味があるようです。
こと学問においても、抽象的な原理原則や構造から理解して、最終的な具体の事実までを記憶できるようになることが記憶術、ひいては能力を熟達させる独学術に繋がっていそうです。
*余談ですが、チェスは人工知能の実験におけるショウジョウバエと言われるほど、能力開発の実験でよく利用されるそうです。