[ロサンゼルス 10日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーは10日の投資家向け説明会で、動画配信サービスのコンテンツ拡充に向けて「ディズニー+(プラス)」でマーベルやスターウォーズの新シリーズを配信すると明らかにした。

新型コロナウイルスの影響で映画館が閉鎖され、新作の公開が先送りされる中、同社の動画配信サービスは好調となっている。ディズニープラスの契約者数は8680万人に達し、2024年に向けて掲げた野心的な目標の達成に近づいている。

ディズニーの株価は時間外取引で一時4%上昇した。

今後数年、ディズニープラスで、マーベルとスターウォーズの新テレビシリーズ10本を配信するほか、ディズニーのライブアクションアニメやピクサー作品など新コンテンツを加える。毎週何か新しいコンテンツを期待できると同社幹部は強調した。

ディズニーは約1年前にディズニープラスを立ち上げたが、契約者数は急増しており、「Hulu(フールー)」やスポーツ専門のESPNプラスを合わせると動画配信サービスの契約者数は約1億3700万人に達する。

動画配信で先行するネットフリックスの有料会員数は10月末時点で1億9500万人と、ディズニーが猛追している。

ディズニーの投資家向け説明会を受けて、ネットフリックスの株価は0.6%下げた。

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