[北京 10日 ロイター] - 中国外務省は10日、指数の開発・算出を手掛けるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが一部の中国企業を株価・債券指数から除外すると発表したことに強く反発、米政府が再び国家権力を利用して中国企業を抑圧している新たな一例だと批判した。

中国外務省の華春瑩報道官は定例会見で、米国は「果てしない嘘」で墓穴を掘ることになると批判した。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは10日、特定の中国企業への投資を禁じるトランプ政権の措置を受け、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)など、中国企業10社を株価指数から除外すると発表した。