[ワシントン 3日 ロイター] - バイデン次期米大統領は、ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策作業部会の調整役にオバマ前政権で経済顧問を務めたジェフ・ジエンツ氏とビベック・マーシー前公衆衛生局長官を起用したと、米政治情報サイトのポリティコが3日、関係筋の情報として報じた。

さらに、バイデン氏の新型コロナ諮問委員会の共同委員長を務めるマルチェラ・ヌネス・スミス氏も、次期政権のコロナ対策で重要な役割を担う見通しという。

現政権の新型コロナ対策の一翼を担う米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長はこの日、バイデン氏のチームと会合する。新政権のコロナ対策を巡り「実質的な協議」が行われる見通し。