[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国時間の原油先物は続落した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が2021年の生産体制を話し合う会合を1日から3日に延期したことを受けた。

清算値は、北海ブレント先物が0.46ドル(1%)安の1バレル=47.42ドル。米WTI原油先物が0.79ドル(1.7%)安の44.55ドル。

RBCのヘリマ・クロフト氏は、OPECプラスの会合では現行の減産規模を短期的に延長し、その後、段階的に縮小させる可能性が高いと指摘。「新型コロナウイルスワクチンを巡る楽観が広がり、産油国は力強い回復を予想している中で、今回の騒動は2021年の結束にとって良い前兆ではない」と述べた。