[東京 1日 ロイター] - 武田良太総務相は1日の閣議後会見で、NTTドコモが携帯電話料金を引き下げる方向で検討に入ったとの一部報道について、個別の経営判断にはコメントを控えるとした上で、コロナ禍で「国民負担が軽減されたという実感を味わってもらえるような環境を作ってもらいたい」と述べた。

武田総務相は同日、菅義偉首相に総務行政全般について報告し、携帯電話料金に関して今後の進め方について方針を説明したことを明らかにした。菅首相からは「国民のために、コロナ禍における重要な政策なのでしっかりと結論を出してくれ」との指示があったという。