全固体電池の充放電効率95%に、静岡大と東工大が有機分子結晶を開発
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S/cm2の値を示していないでイオン伝導性と言われても。。一杉先生のところだから大丈夫だとは思いますが、なぜセラミックでは無く有機高分子材料を探索したのかも含めて、情報が不足している記事ですね。
低温(-20℃)でのイオン伝導性が100倍になるポリマーを探索したということですが、電極に塗布させるんですかね。その上でセラミック固体電解質も使うとなると、あまり意味は無いようにも思えます。全固体電池は既存のリチウムイオン電池に比べて発火などの危険性が少ないだけでなく、EV車の一番の課題の充電時間を圧倒的に短縮すると言われています。
これまでは温度が下がると電気が流れにくくなることが問題でしたが、今回の研究ではその問題も解決して様々な天候でも機能することが期待されそうです。
最初の商品化も日本であったこの技術、このまま世界をリードして行くことを楽しみにしています。
海抜より低いオランダが世界一の治水技術を持つように、エネルギー資源のない日本だからこそ、こういった技術にどんどん投資して世界一に。マイナス20度で室温の100倍の電導度ということですが、導電性の有機分子結晶は、一般論として金属的な電気伝導(つまり絶縁体や半導体よりも電気がよく流れて、さらに温度が下る方が電気がよく流れる)の性質を持つ温度領域が低いので、まああるとしたらこんなものかなと。
充放電効率が高いのは良いですが、使っている時に発熱したらアウトだし、ずっとマイナス20度に保つのにどれだけエネルギーいるっちゅうねんという話。