[ダブリン 26日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は26日、ワクチンの実用化に伴い2021年は新型コロナウイルスに対する制御が進歩するという考えを示した。

RTEテレビに対し「以前のような生活(に戻ること)は可能だが、衛生管理や社会的距離の確保は引き続き必要になる。ワクチンができたからといってコロナが消えるわけではない」とした上で、ワクチンと予防対策を組み合わせることで、都市封鎖(ロックダウン)などの制限措置を回避でき、コロナの制御も進歩すると述べた。

また「クリスマス休暇中は家庭の集いを慎重に行い、感染リスクを減らす必要がある」と訴えた。