[東京 1日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が24日発表した10月のSC既存店売上高は前年同月比2.4%減となった。新型コロナウイルス感染症が引き続き売り上げのマイナス要因としてのしかかっているものの、前年は消費税増税や大型台風などの影響で大きく売り上げを落としていたため、この反動がプラスに働た。また、「GoToキャンペーン」の集客効果もあって、売上高は回復傾向をたどっている。

テナントは前年同月比3.5%減、キーテナントは2.3%増となった。

業種別の動向を見ると、サービス業種で映画『鬼滅の刃』の記録的なヒットでシネマが好調だったほか、昨年より気温が低めだったことで、秋冬衣料が動意付いた。

*12月24日配信の「10月ショッピングセンター売上高は前年比2.4%減=日本SC協会」の記事を訂正し差し替えます。