キリン豪飲料事業、現地企業に売却へ 豪中摩擦で一時暗礁
日本経済新聞
63Picks
コメント
選択しているユーザー
オーストラリアは乳製品の消費が安定成長しており、かつ中国などの大消費地とも地理的に近いです。そのためオーストラリアの乳製品企業は、昔からグローバル企業の買収のターゲットとなってきました。
競合がラクタリス(仏)やサプート(加)と言った乳製品のグローバル大手に買収される中、ライオンと他社の乳製品領域での事業経験の差が、最終的なシェア差につながったのかなと思います。
とりわけ、PB化の進展や中国を活用した成長が規模に効いてくる中で、遅れをとってしま大たのかなと思います。
注目のコメント
中国関連は本当に最近ニュースが多いですね。
少し記事とは関係がないのですが、
今年日本産抹茶の輸出がかなり伸びているというのですが、その理由はアメリカ本土でのアンチチャイナによる日本産ブームによるものだという分析がありました。
安価な中国産から日本産への切り替えが大規模に行われたと。
ポジティブにも、ネガティブにも転ぶビジネスの世界。
動向をしっかり見極めながら、適切な判断をしていきたいものですね。不振事業を売却して整理することができました。という意味では「よかった!」ということなのかもしれません。
それより、日本企業の海外買収案件がことごとく失敗に終わっている要因を分析したことによって得られる学びを共有していただきたいですね。まあ、だいだい想像はつきますが。。。
金字塔として讃えられるJTや日本電産のような会社がまだまだ少ないですよね。