[19日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は19日、宅配用ドローンのプロジェクトに携わっていた数十人を解雇したと発表した。組織改革の一環という。

ドローン宅配便の「プライム・エアー」を巡っては、8月に連邦当局から試験的な運航開始の許可も得ていた。

広報担当者は「『プライム・エアー』組織内に少人数チームを置いた方が、顧客ニーズに沿うと考えた」とした。何人が解雇対象となったかは明らかにしなかったが、影響を受ける人員については、採用活動を行っている部門への配置転換も検討しているという。

一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によると、同社は「プライム・エアー」の研究開発部門のスタッフを解雇し、外部の2社とドローン部品製造の暫定契約を結んだ。