[上海 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を7カ月連続で据え置いた。据え置きは市場の予想通り。

1年物LPRを3.85%、5年物LPRを4.65%にそれぞれ据え置いた。

ロイターが実施した調査では、アナリスト36人中31人が据え置きを予想。4人は引き上げを予想していた。

人民銀行は今週、1年物中期貸出制度(MLF)の金利を7カ月連続で据え置いていた。

銀行システムの長期流動性を管理するための人民銀行の主要政策手段の一つであるMLFは、LPRの指針の役割を果たす。