[クアラルンプール 18日 ロイター] - マレーシアは18日、新型コロナウイルス感染症に対する取り組みの一環として、中国と安全で効果的なワクチン開発の協力で合意したと発表した。

両国政府の共同声明によると、マレーシアは最初の5年間、中国が開発した新型コロナワクチンを優先的に入手できる。両国は知識と専門性を共有し、科学と技術力を高めてワクチン開発を前進させるとした。

新型コロナ流行後の課題に対処するために10月に設立された、両国の外務大臣が議長を務める委員会が合意内容の実行を監督する。

またマレーシアと中国は両国の大学や研究機関など官民組織による共同プロジェクトへの参加を支援するとしている。