[ロンドン 17日 ロイター] - ユーロ圏の救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)のヤンセ最高財務責任者(CFO)は17日、準備通貨としてのユーロに関心が高まりつつあり、次第に米ドルの代替通貨と見なされるようになっているとの認識を示した。

ヤンセ氏は、欧州金融市場協会(AFME)がオンラインで開いた欧州国債会議で、ユーロへの関心の高まりは、最近の債券発行の際、世界の中央銀行から旺盛な需要があったことに反映されていると述べた。

その上で「世界の中銀や準備資産の管理者は、ユーロ圏解体論をもはや信じておらず、ユーロが米ドルの強力な代替になるとの見方を次第に強めている」と話した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)