[ワシントン 17日 ロイター] - 国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功したスペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」は、ドッキングから2時間後の米東部時間17日午前1時(0600GMT、日本時間午後3時)、連結部のハッチを開放。日本人宇宙飛行士・野口聡一さんらの6カ月に及ぶ宇宙での生活が始まった。

マイク・ホプキンス船長は「スペースXと米航空宇宙局(NASA)へ、これが宇宙飛行の新時代の幕開けだ」と述べた。数分後、野口さんと3人の米国人宇宙飛行士は宇宙ステーションへと降り立ち、ステーションに駐在する米国およびロシアの宇宙飛行士らと対面した。

ホプキンス船長は「27時間の飛行は極めて順調だった。宇宙での生活が待ちきれなかった」と述べた。