昨日の楠見次期社長の発言は、先週の会見よりも力強かった。提携先のトヨタを引き合いに自社の遅れに触れ、「冷徹」という強い表現をあえて使っていた。発言は、事前に準備したものを読み上げていた。津賀氏は収益性の低いプラザマ、半導体、スマホ、ヘルスケアなど次々と撤退・売却を進めたが、楠見氏もその路線を継承するということだろう。立て直し3事業の中でも、テレビを含む「映像関連」がどうなるかが消費者として気になるところだ。テレビは消費者との接点という意味で最も重要な家電でもある。ソニーがテレビやスマホにこだわり続けるのはそこだと以前ソニーの幹部が話していた。
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